
アンケートをとったところ、30%以上の子供が眼鏡をかけていますが、親としてはできれば眼鏡なんてかけさせたくありませんよね。
そこで、本記事で子供の視力低下に考えられる原因、視力を回復するためのトレーニング法、そして、再度視力が低下しないための予防法についてもご紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
子供の視力低下に考えられる原因

子どもの裸眼視力が低下してしまう原因はどんな理由が考えられるのかについて見ていきましょう。
遺伝で起因するもの
両親ともに近視の子供は、そうでない子供と比べて3~5倍の確率で近視になりやすいということが分かっています。そのため、「子供はまだ幼いのに視力が低い」という場合は、遺伝である可能性が高いです。
ただし、両親が近視だからといって産まれた子供が「必ず近視になる」ということはありませんので、安心してください。
生活環境が要因のもの
「生活環境」が原因だと考えられる場合は、字を書いたり、本を読む際に姿勢が悪く近づきすぎることが影響してきます。
また、パソコンやゲーム・スマホなど「ディスプレイ」を見る作業を長く続けていると、目が疲れてしまうので、近視になりやすく、照明が薄暗いところで作業している場合も原因のひとつです。
心因性のもの
最近では、検査をしても目に異常がないのに、「視力低下」や「色覚異常」などの症状があらわれる『心因性視覚障害』というのも増えてきています。
心理的なストレスが目の機能に障害をもたらしていて、小学生くらいの子供、特に女児に多く発生すると言われています。
この場合の対策法としては、周囲が温かく接し、眼科を受診して原因を調べてもらうと共に、ときには心療内科などを受診して経過を診てもらうことも大切です。
急激な視力低下の原因は?
視力が数日のうちいきなり低下した場合は、何かの病気である可能性が高いです。例えば、「白内障」や「網膜剥離」、「ぶどう膜炎」などの病気の場合、ひどくなってしまうと失明することがある怖い病気です。
なので、この場合は「大丈夫でしょ」と放置するのではなく、早めに眼科へ行き、医者に診てもらいましょう。
子供の視力回復・トレーニング方法

子供の場合、目が悪くなってもまだ成長途中なのでトレーニングをすることで簡単に回復することができます。
では、さっそくそのトレーニング法についてご紹介していきます。
20分以上の外遊び
20分以上の外遊びをすると「近視進行抑制効果」があると言われています。
バイオレット光は、「近視抑制の効果」があります。しかし、このバイオレット光は外でしか浴びることができません。そのため、最低でも1日20分以上外遊びをすることをおススメします。
専用の目薬を使う
視力を回復するために、それ専用の目薬があります。多くの眼科施設で使用されているのが「ミドリンM」という目薬です。
こちらの目薬は、毛様体筋を弛緩させて目の周りの筋肉の緊張を緩和する作用があります。
ただし、こちらの目薬は市販ではなく、医師の処方が必要となるので、一度眼科で相談してみることをおススメします。
寝る時にオルケトラジーを使う
オルケトラジーとは、特殊なカーブが施されたハードコンタクトレンズのことです。こちらのハードコンタクトレンズをつけて寝ることで、角膜を圧迫し近視を矯正してくれます。
そして、このハードコンタクトレンズは寝ている間に、角膜の形を一時的に変えるものなので、日中は裸眼で過ごすことができ、眼鏡やコンタクトレンズをつける必要がありません。
子供の視力低下の予防法

「子供の視力が悪くなる前に防ぎたい!」「せっかく回復したのにもう悪くさせたくない!」というママさん・パパさんは多いでしょう。
そこで、どんな手段があるのかまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
照明で適度な明るさに調節
勉強や読書をする際には、適度な明るさにすることが必要です。
具体的には、6畳程度のスペースでは「40Wの蛍光灯1本」、または「60Wの白熱灯3本分」が目に最適といわれています。
長時間勉強や読書をするときはこれより明るめにするか、部分照明を活用しましょう。
そして、勉強で机に向かうときは部屋の明かりと一緒に、手元を照らしてくれるスタンドをつけるのが目によいと言われています。
正しい姿勢の見直し
読書や書字の際に正しい姿勢で十分な視距離をとることが重要で、書物などから30cm以上離れるのが目安となります。
また、パソコンやゲームなどデジタル機器を使用する際には、画面を15度程度後ろに傾け、目線より少し下に、画面から40cm以上離れて使用すると良いと言われています。
特に、スマートフォンの場合は、画面に近くなりがちで、急性の斜視を起こす可能性が高いので注意が必要です。
適度に目を休める
ずっと目を使い続けると、目の緊張状態が続いてしまうので視力低下の原因となってしまいます。
そのため、テレビゲームは「30分」、勉強や読書は「1時間」ごとに15分程度休憩を挟んで、目を休ませましょう。
また、蒸しタオルをまぶたの上にのせると血行が良くなりスッキリするので、おススメです。
子供の視力低下を防ぐには環境を整えることが大事!

いかがでしたか?本記事では子供の視力を回復すためのトレーニング法・予防法についてご紹介してきました。
子どもの視力の悪化は原因が分からないことが多く、また悪くなってしまった場合に回復方法も少ないです。
もし、目が悪くなってしまったとしても、基本的には病気ではないので必要以上に心配して子供を不安がらせないようにしてあげましょう。
親が子供にしてあげられることは、視力が悪化しないように環境を整えてあげたり、眼科を受診して正確な診断をしてもらうことなので、できることを精一杯やってあげてください!

